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【大矢氏物語書留】
信州の秘流和、源海流の謎を解く秘鍵を無雙直傳の根元資料の中に発見し、その本質を明らめる

後世の不思議な流儀名の起因は開祖自体の中にあったという話
信州から武州、上州、そして土佐に跨がる一大法脈、無雙直傳武術の根元は勿論江戸初期の大武芸者、長谷川英信にあるが、彼の流儀は無雙直傳英信流として流伝し信州や土佐に伝脈してゆく。信州では無雙直傳和義として和や居合、鎖鎌、棒、縄の総合武術として伝わり無雙直傳流武術が隆盛した。
土佐では居合を中心に発達し和や棒を含む無雙直傳英信流居合兵法として大成したわけである。ところがその様な大動脈の傍らに源海流という大層不思議な一系脈があり、夢語人自身かねがね不信に思っていた。
その流名が現れるのは信州や上州の地で「源海流」や「剣友源海流」の流名の伝授巻がでることがある。流儀の伝脈は荒井清哲を通してはいるが、開祖は剣友源海であり、長谷川英信系とは異質の無雙直傳系の併伝流儀かとも思われた。しかし内容を見ると驚いた事に無雙直傳和義そのものであり、真に不可思議としかいいようがない。またこの和術は土佐では夏原流と言われたが一体どういう事になっているのだろう? 
ともあれこういった流名変化の問題は傳書の年代を厳重に監査しなければならないだろう。夏原流の流名が現れるのは幕末の土佐資料であり、源海流の記載のある傳書は概ね江戸後期の信州資料である。所が無雙直傳和義の資料は享保十九年(1734)の絵目録が確認されており、また和傳書という立場に立てば1668年発行の『無雙直傳英信流和極意之巻』までもが現存している。この様な比較から判定するとやはり無雙直傳(英信)流として伝承したものが後世に夏原流と変名で呼ばれたり、また源海流として流名変えが行われたとみるのが妥当という事になる。これが一つの結論として夢語人自身長くそれなりに納得していたのだが、実を云えばその様な論では解釈しがたい不思議な秘伝書が一冊存在した。以前本コーナーでも紹介した事がある『無相玄替流和繪目録』は何と信州資料よりも未だ古く、享保十一年(1726)発行であり、ここにはちゃんと「玄替流」という「源海流」と類似の名前が現れているのである。字面は違うというもののこの時期にこの様な同音流名が現れているということは信州源海流は後世の変名とは必ずしも云えない事になるのではあるまいか。しかしということになると流儀の根元であるという剣友源海とは一体何者なのだろう。長谷川英信との関係は? 夢語人の頭上に長年のしかかる迷雲迷霧ではあったが、信州のある秘資料がその雲霧を一気に吹き飛ばしてくれた。『大矢氏物語書留』なる古文書に開祖長谷川英信の伝記があり、「老後入道し而玄開と号云々」との記載があるのである。長谷川内蔵助英信、彼は晩年に入道して玄開と名乗ったわけであり、故にこそ「玄替流」であり、「源海流」なのだろう。という事になると「剣友源海」こそは「長谷川英信」その人であった可能性が極めて高いと思われるのである……。

 
 
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